言霊

うちの会社の年長さんはとにかく挨拶しても返事しなかったり、聞いても返事をしない。しつこく言えばブスッとした声でふてくされ気味に「わかった」とか「あぁ」とか言うだけ。 

別に好きでもないし、この人に気に入られたいわけでもない相手なんだから気にしなきゃいいと言われても、そういう対応をされればやっぱり気分も悪いしムカっとする。 

 

なんで、気にしなきゃいいのにムカムカしちゃうのかなぁ? 

もしかして好きなのか? 

嫌い嫌いも好きのうち、って言うし。 

 

なんて考えたこともあるけど。 

さっきふと思いついたの。 

 

 

これって、言霊? 

 

 

ある人のブログにも言霊について書いてて、それは前向きになるためのもので、すごく共感したんだけどね。 

この場合、悪い言霊なんでわ? 

と思ったのよ。 

 

マイナスの気持ちで発せられた言葉は、その言葉自体の意味は違っても、もうマイナスの波動を出して相手に伝わるから、聞いた相手は嫌な気分になるんじゃないかな? 

 

「わかった」っていう言葉でも、明るく言われれば気分もいいけど、低い声でいかにも嫌そうに言われたらそれだけでマイナスの波動を含んだ嫌な言葉になる。 

 

あたしは事務職で、電話応対も多いからなるべく言葉に感情を込めるようにしていて、なるべく明るく答え、謝る時は申し訳ない感情を込めて言うようにしている。 

顔が見えない電話だからこそ言葉に感情を込めて話すようにしてるんだけどね。それにもその気持ちの波動が含まれて伝わるから相手も受け入れやすいのかもしれないって思ったのさ。 

 

話し方、って言うのはかなりその人の人格に影響するものなんだなぁ、って改めて思ったよ。 

 

うちの年長さんの言葉にいちいちイライラしてしまうのは、嫌な波動を含んでしまってるからなんだ。 

そう思ったら、なんかすっきりした。 

話す言葉に、その人の機嫌や性格が表れるものなんだ。 

年長さんだって、いつもマイナスなわけではない。 

機嫌良い時は、同じ「あぁ」って返事も嫌な感じがしない。 

 

 

これは、以前、江原先生の本かコラムで読んだことで、そういうことが大事なんだと知ってから、始めたことなんだけどね。 

毎朝、ボスを窓から見送るんだけどね。その時、必ず 

「気をつけてね。元気に帰ってきてね」 

と、事故などに遭わないように声をかけてる。 

ボスにはもちろん聞こえないから、あたしがこんな事言ってるとは想像もしてないと思うよ。 

でも、こういうことも、ほんとにて事故に遭わないおまじないになってるかもしれない。 

江原先生も言霊について書いていたしなぁ。 

 

 

 

やっぱり、言葉からでもプラスにしていくのってすごく大事なことなんだな、って思った。 

そうしてるうちに、内面にも少しずつ影響していくんじゃないかな。 

この言霊の波動は、相手だけでなく、発した自分にもかなり影響すると思うから。 

 

「ありがとう」って言葉だって、感情がこもってないと何の意味も無い言葉になってしまうよね。 

 

 

これからは、もっと「言霊」を意識して話してみよう、と思いました。